管理番号 | 新品 :92357193 | 発売日 | 2024/11/26 | 定価 | 245,000円 | 型番 | 92357193 | ||
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~まるで、そよ風を纏っているかのようだったわ~以前、宮古上布の帯をお求め頂きましたお客様から頂いたご感想です。まるで蝋をひいたかのような艶めきと、暑い季節に最もふさわしい極上のお締め心地…経糸・緯糸共に『手績みの芋麻』を。また、宮古島に自生する植物の染料のみを贅沢に用いた、夏物の最高傑作【宮古上布】昭和53年には国の重要無形文化財の指定を受けている、夏帯の最高級品。多くのお着物ファンから羨望の眼差しが注がれる『特選の名古屋帯』を入荷致しました。今回ご紹介させて頂くお品は、手績みによる苧麻糸と美しい植物染料によって丹念に手織りされた、本当に素晴らしい名古屋帯。その中でも長年に渡り宮古上布の制作と普及にご尽力された、名工「豊見山カツ子」さんによって丹精を込めて創作された至極の逸品なのです。「豊見山さんにとって、経糸・緯糸とは何ですか?」とのインタビューを受けられた際「人生そのもの。正直に生きることの指針、道しるべかな。ごまかしはできない、言い訳はできないって、糸にはいつも教えられてる。」とお答えになられています。ご自身の人生を掛けて宮古上布の製作に向き合われた、豊見山さんならではの実直なお言葉なのでしょう。丁寧に砧打ちをして艶を出し、親子三代物と言われるほど丈夫で長持ち。原料の苧麻の生産から最後の工程まで、全てが手作業で行われます。一反の宮古上布を織り上げるにも、気の遠くなるような手間と時間を要するのもお分かり頂けることでしょう。特にこちらの作品は、宮古島に自生する車輪梅やマンゴー・琉球藍などから染料を抽出した、いつまでも飽きることのないナチュラルな色合いに。宮古上布は琉球藍の作品が多いのですが、ベージュを基調としたこちらのお色目は希少性が高い上に、あらゆるお着物に合わせやすく幅広いコーディネートがお楽しみ頂けます。お仕立てされたばかりの未使用品。 更に証紙まで付属された最高のコンディション。また贅沢にも全通柄の仕上がりによって、お使い勝手の宜しさも抜群です。織の宝石【宮古上布】夏帯の最高級品をお探しのお客様に、当店から心を込めてお勧め致します。 ~鎌倉ふわり~【寸法】長さ 372cm 幅 31cm 【素材・状態】苧麻新品の、大変きれいなお品です。